ブログでの情報発信を行う中で、ありがたい事に様々なお問い合わせを頂く事も多くあります。その中にはコーチングに関する内容はもちろんの事ですが、吃音に関する内容もあります。つい先日も吃音に関するお問い合わせを頂き、返信させて頂いていました。その中のある質問について、「吃音を変えたい」と思っている人にとって役に立つと思えるものあったので、個別に私からお答えさせて頂いた内容を基に、ブログでもシェアしてみたいと思います。

頂いた質問は、「現在東さんは日常で吃音に悩む事はないのでしょうか?」というものです。

現在、私は吃音で悩む事はあるのか。まずこの質問に対して端的にお答えするのであれば、「現在は吃音で悩んでいるという実感はありません」となります。

ただ「今は吃音で言葉に詰まる事は全くなく、ゼロなのでしょうか?」と問われると、「今でもたまにそうなる事もありますよ」となります。会話の中で「あ、言いにくいな」と不意に感じたり言葉が出なかったりする事は、今でもたまにあったりします(頻度としてはかなり稀になっていますが)。

ただ、不意にその様な状態になったとしても、その「言葉に詰まった」という出来事や、そうなった自分自身をネガティブに捉える事はありません。また、「これからまた調子が悪くなって言えなくなっていくかも…」の様に、将来の状況に対して不安を感じる事もありません。「お、この感覚久し振りだな」の様な軽い感じで、日常の他愛もない出来事としてカテゴライズされるぐらいのものになっています。

むしろその様な状態になった時は、「吃音に対して高い重要性を感じている時は、この感覚にとらわれてしまうんだよな。以前の俺もそうだったけど、でも今の俺はこの感覚にはとらわれていないな。その二人の「俺」の違いは…」の様な感じで、吃音を変えていくために必要な事を考えたり、現時点でそうするために必要だと私自身が考えている事を検証してみたりと、(これは少々不謹慎な言い方になるかもしれませんが)ある意味貴重な経験として捉えたりもします。そうする事で得た気付きが、コーチングを行ったり吃音を持つ方をサポートしていく上で、大きく役に立つ事も多いからです。

今でもたまに言葉に詰まる事もあるけれど、その事をネガティブに感じていないし、その事にとらわれる事もない。だから私は今は吃音に悩むという事はない。頂いた質問に理由を付けてお答えするとこうなります。そしてこれまでブログにも書いてきた通り、その背景にはコーチングを実践したり受けたりする事で、私自身の内面(物事の考え方や捉え方、価値観)を変える事が出来たから、という事があるんですね。

コーチングを実践し、私自身を変革させようとし始めた当初は吃音に悩む事はありました。言葉に詰まった時はネガティブな感覚を強く感じる事もありましたし、「また言えないのかな…」と考える事も多かった。ですが、「こうありたい」と思う自分自身の姿(コーチングの言葉で言う『ゴール』)を定め、その自分へ成長していこうとして様々な事を経験していく中で、私自身の内面を変化させていった。その結果として吃音に悩む事も減っていき、さらにまたその結果として言葉に詰まる状態に陥ってしまう事も減っていった。

吃音で悩んでいる自分と、悩んでいない自分。その二人の自分の感覚にどの様な違いがあるのか、参考になると嬉しく思います。

 

 

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