自分自身を含めた自分を取り巻く今現在の状況を変えるために、コーチングの理論を実践する。今の自分のままじゃとても達成できない様な『ゴール』を設定し、ゴールを達成している自分の様々な要素をリアルにイメージしていく。そしてそのイメージをどんどん強めていく。そうしてゴールのイメージが本当に強烈なものになってくると、次第にフツフツと感じはじめるもの。それは、現状の自分や状況に対しての強い『不満』です。

例えばそれはゴールのイメージの中の自分が『目上の人であっても、敬う姿勢を保ちながらも自分の意見を冷静に理路整然と述べる自分』なのに、目上の人を前にするとどうしても萎縮してしまう現在の自分への『気持ち悪さ』かもしれない。例えばそれはゴールのイメージの中の自分は『やりたいことをやりながら、多くの人に高い価値を届け良い影響を与えている自分』なのに、やっていることに誰も振り向かせられない現在の自分への『イライラ』かもしれない。

そういう時、コーチング的に正しいとされる考え方は『ゴールのイメージを維持し、不満を行動を起こすエネルギーに変える』です。

そこで「あ~、やっぱりか…」と、自分の外側である現在の状況に自分の内側のイメージを合わせるのではなく、内側のイメージを正としてその不満を現在の状況を変えるためのアクションを起こすエネルギーに変えていく。「いやいや、この状況はおかしい。」「俺ならもっとできるはずだから。絶対いける。」と、なんとも言えない強いエネルギーを行動という形で現状にぶち込んでいく感覚です。ですのでシンプルに言うとその不満は肯定していいということ。

コーチングでは「いやいや、この状況はおかしい。」「俺ならもっとできるはずだから。絶対いける。」という様な、現在の自分や状況に対する不満タラタラな心の状態を『認知的不協和』という言葉で説明します。一見するとその強い不満はあまりよろしくないことの様に思えるかもしれませんが、コーチング的にはその強い不満を感じることは良いことだと考えます。その強い不満こそが現在の自分や状況を変えるためのモチベーションの元になるものだから。

当たり前のことですが、現在の自分や状況を変えるためには何らかの直接的な行動を起こすことが必要になります。冒頭の例えで言うのであれば冷静な心の状態を維持する訓練であったり、自分がやりたいことを多くの人の認知してもらうためにブログを書くことであったり。その訓練や記事を書くという行動の必要性を生みだすのが、現在の自分や状況に対する不満になります。逆に現在の自分や状況に深く満足しているのなら、わざわざ変えるための行動を起こす必要もありません。

だからこそ不満やイライラは感じても何の問題もないことなのです。むしろそれがあるということは、コーチングを正しく実践できているということでもあります。「いい感じに変わってきているな。」と自分の変化や成長の証と捉える事もできる。

これは私自身も常日頃感じていることでもあります。もちろん私も『ゴール』は設定していますしそのゴールのイメージも作っている。ただ当然ながらそのゴールのイメージと、現在の私や私を取り巻く状況には、まだまだ大きな差があるわけです。ゴールのイメージの私ならできていて、今現在の私にはできていない、なんてことがたくさんあったりする。だからこそ常に不満はあるし、「おかしいな…」という気持ち悪さもある。

ですが、それでいいんですよね。もし仮に不満がないのであれば、私自身、私を取り巻く状況を変えようとはしないはずだから(もちろん、不満があることそのものに満足している、というわけではありません)。

もし今、自分自身や状況に対して何らかの不満を感じているのなら。その不満は消す必要もありませんし、無理に無くそうとする必要もありません。積極的に使っていいのです。その不満をエネルギーに変えて行動を起こしてみる。その行動が現在の自分自身や状況を変えるための大切な一歩になっていきます。

 

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