これまで行ったことがない様な馴染みのない場所や空間に身を置き、その時に起こるマインド(脳と心)の働きをうまく利用することで、ゴール側の自分の人格をより強めやすくなる。前回の記事ではその様なことをお伝えしました。

あえてこれまでの自分を揺らがすことで見えてくるもの

2016.10.24

そして今回は前回の内容を踏まえ、それを実践していく上でのポイントについて書いていきたいと思います。ポイントは大きく分けて二つの方向性があります。一つは「空間の選び方」。もう一つは「空間での過ごし方」。そしてその二つの方向性にそれぞれ二つ、全部で4つのポイントがあります。というわけでまずは「空間の選び方」の一つ目のポイントからです。

①今の自分の価値観から考えて「まず行かないな」と思う場所を選ぶ

「馴染みのない空間」「どうにも落ち着かない空間」に行き、そこでマインドの状態のバランスをあえて崩すこと。言い換えればこれまでの自分のコンフォートゾーンから「あえて外れる」ということがとても大切になります。そしてこの時、今の自分から考えて「まあ普通かな」「ここなら安心できるかも」と思えるところを選んでしまうと、これまでの自分のコンフォートゾーンから外れた時のマインドの状態はなかなか生まれません。

ですので、例えばその場所や空間が紹介されている番組なりホームページなりを見た時に、「うわ、すご…。何ここ、どうなってんの?」と思わず感じてしまうぐらいの場所であるとか、自分がそこに行ってみるとイメージしただけでちょっと緊張してソワソワしてしまう様な場所。それぐらい今の自分から考えたら強烈な違和感を感じるぐらいの空間でちょうどいいと言えます。これまでの自分からは切り離されている空間。これまでの自分からは断絶された空間。そういった場所を選んでみることが大切になります。

②ゴール側の自分であれば当然の様に行っている場所を選ぶ

今回お伝えしていることの目的は、ゴール側の自分の人格をより強めていくことになります。よりコーチングらしい言葉で言うのであれば、ゴール側の自分の臨場感を高め、新しいゲシュタルト(人格)をより確かなものにしていくことを狙っています。ですので①でお伝えしたことに加え、同時にゴール側の自分に相応しいかどうか、という条件も満たした空間を選んでみます。そうすることで、その空間で過ごす時間をゴール側の自分を強めるためのものにしやすくなるのです。

例えばゴール側の自分のイメージに「落ち着いたシックな高級バーで一人でお酒を飲んでいる」といった側面があるとします。その側面を元に①の条件に「落ち着いたシックな高級バー」も加え空間を選んでみるという具合です。ただ人によっては、「新しい自分がどんな自分なのか、まだよく見えていません…」という方もいるんじゃないかと思います。そういう場合は難しく考えずに直感的に判断してもらってOKです。ボンヤリとでいいので「ゴール側の自分はこんな感じじゃないかな」とイメージしながら、その状態でどこに行こうかと場所を探してみます。そうやっていると、「あ、ここは何となくそうっぽいかも…。」ぐらいに思える場所が必ず出てくると思います。そういう場所が見つかったら「じゃあとりあえずここに行ってみるか」ぐらいの緩やかな感覚で決めてもらって大丈夫です。

ここまで「空間の選び方」についてお伝えしてきました。私自身もそうだったからこそわかるのですが、いわゆる出不精な人であるとか、知り合いがいない空間が苦手な人は、今日お伝えしたことは「ちょっとハードル高いな…」と感じる人がいるかもしれません。ですがだからこそやってみる価値があると言えるんですね。「ちょっとハードル高いな…」と感じるということは、それは今の自分の「当たり前」とは大きく外れている何よりの証拠だからです。設定しているゴール側の自分自身は、確実に今の自分とは違う「当たり前」を持っています。今の自分とゴール側の自分が違うのは、何をどの様に感じ、どの様に考え、どの様に行動するのかといったことが違うからだと言えますが、それが違えば「当たり前」は変わってくるからです。

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