まず最初にゴールを設定することで新しい認識が生まれる。

コーチングの理論の中では様々な概念が出てきますが、その中で最も大切なものだと言えるものが『ゴール』です。これまでこのブログや旧ブログを読んでいただいている方にとっては耳タコかもしれませんが、ゴールとは一般的な言葉で言う目標とか夢のこと。少しくだけた言い方でいうと、「こういうことを達成したい」という物事や「こういう自分でありたい」と思う未来の自分の姿のこと。なぜコーチングの中でゴールが大切なのかと言うと、上に書いたようにゴールが設定されることではじめて新しい認識が生まれてくるからです。ここで言う認識とは、方法ややり方といった具体的なものから、物事や状況に対して自分が持たせる意味といった少し抽象的なものも含んでいます。

より良い自分になりたい。もっと自分を高めていきたい。自分を取り巻く状況を変えていきたい。今現在の自分の状態や自分を取り巻く状況に何らかの不満があるからこそ、あなたは今こうやってこのブログを読んでいるのだと思います。そして自分自身の力で現在の状況を変えるのなら、日常の中にこれまでとは違う要素を自ら取り入れていくことではじめてそうすることができます。これまでと全く同じように物事を見て、聴き、感じ、考え、判断し、行動するままでは変わるものも変わっていかない、ということはきっと言わずもがなだと思います。そしてそのためには、大前提としてこれまでと違う要素に気付き、自分の思考や行動の新しい選択肢として知る必要がある。そのために「俺はこれを達成したい」「俺はこうありたい」と迷いなく思えるゴールを自分の中に設定します。そうすることでそのゴールへ進むことへの強い必要性が自分の中に生まれ、自然と新しい情報をキャッチしたりこれまで自分が無意識で下していた物事に対する評価が変わっていく、といったことが起こっていくからです。

このことを私自身の体験の例で言うと、私は今こうしてブログを通じて情報発信を行っていますが、その理由も私なりのゴールがあるからです。「コーチングを多くの人に広げていく」「吃音を持つ人にコーチングを知ってもらい自分の可能性を開くきっかけにしてほしい」私は情報発信をそういった思いをひとまとめにしたゴールに関わることだと認識しているからこそ、今こうやって文章を書いています。ただ今でこそ情報発信を行っていますが、以前の私にとっては自分が考えていることを誰かに伝えるということはすごく抵抗を感じてしまうことでした。SNSなんかに投稿されている写真とか文章を見ては、「この人はよっぽど自分のことを見てほしいんだな…」と批判的に感じていましたし、自分の考えを投稿することを考えるだけで「いやいや、知り合いから何か言われるかもしれないし、やらない方がいいよ。やめとこやめとこ。」という言葉が真っ先に心の中に浮かんでくるような感じでした。

ただ私の中にゴールがきちんと設定されたことで、その考えは変わっていった。ゴールから考えて情報発信をしないことは選択肢としてありえなかったんですね。それは私の中で「自分の考えを発信する」ということに対して無意識で下していた評価が変わったということ。つまり、これまでとは違った認識が生まれたということなのです。もし仮に私の中でゴールが設定されることなく、以前の私の延長線上のまま今まで生きていたとしたらおそらくこうやって情報発信をすることはなかったと思います。こうやってブログを書けるようになるまでに私にとってたくさんの壁がありましたが、ゴールがないままで「まあ、今のままでいいや」とずっと思っていたとしたら、わざわざその壁を乗り越えようとは思わなかったはずだからです。

まず最初にゴールを設定することで新しい認識が生まれる。もし今の自分や状況をもっとより良くしたいと思っているのなら。しっかりとゴールが設定されることで、変えるための新しい手段や方法、考え方は必ず見えてきます。そしてその新しい認識に沿って実際に何かの行動を起こしてみる。これまでやってこなかったようなことを実際にやってみる。そうすることできっと今の自分や状況をより良くしていけます。

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