「あなたは、自分自身のことを信頼していますか?」とある動画の中で話されていた言葉です。「あなたは自分自身のことを信頼していますか?」改まってこの様に聞かれると、「ん~、どうかな…」となってしまう人も多いんじゃないでしょうか。

普段の生活の中で、「〇〇さんにどう思われてるんだろう」「もしかしたら自分は嫌われてるのかもしれない」「どうやったらあの人に信用されるかな」の様に、自分は周りの人からどれぐらい信頼を受けているのか、自分は他人からどの様に思われているのだろうかといったことを気にしている方はそんなに少なくないと思います。私自身今はそんなにないのですが、以前は周りの人からどう思われているのかをすごく気にしてしまう方でした。

ただ周りの人が自分をどう思うかを気にしてしまう一方、『自分が自分をどう思っているのか』『自分は自分のことを信頼しているのか』ということについては意外と深く考えていないことが多かったりします。もちろん感覚的なものは誰もが無意識で持っているとは思いますが、多くの場合はっきりとしたものではないはず。

学校の頃の勉強の成績、友達との人間関係、仕事の内容や出世、等々。誰かの評価があって自分がどんな人間であるかが決まる、ということを当たり前に判断の基準としてきたからこそ、周りの評価を気にしてしまう状態になっているのだと思います。そうしておかないとリスクがあると感じている「自分が低く評価されてしまう」「自分が変に評価されてしまう」といったことを防げないからです。

ただ『自分が自分のことをどう思うのか』ということが、より確かなものとしてより良い方向に変わっていくことで、言い換えれば自分で自分のことをちゃんと信頼できる様になることで不思議と他人からの評価も良いものに変わっていくもの。

周りからどう思われているのかということに怯えなくても、気付いたら「あ、なんか信頼されてるのかも」と感じる状態になっていく。不思議と周りの人の自分に対する態度や接し方が変わってくる。『自分で自分を信頼している』という状態が作れていくことで、ものごとの感じ方や考え方、判断の基準が変わり、それが立ち居振る舞いや一つ一つの行動に大きく反映されます。そしてその変化を周りの人たちが認識する中で、『自分を信頼している』という状態が自然と相手に伝わっていくんですよね。『自分で自分を信頼している』という状態の自分と周りの人との関係性において、自分が中心となり波紋のように周りの人に連鎖していくイメージです。

『自分で自分を信頼している』という状態は、コーチングの言葉では高いエフィカシーを持っている状態、だと言うことができます。エフィカシーとは、自分の能力の自己評価のこと。コーチングではエフィカシーをいかに高く維持していくのか、言い換えればエフィカシーが高い状態をいかに作っていくのかがその本質の一つだと言えます。ですのでコーチングを実践したり実際に受けてみることで得られるものの一つは、『自分で自分を信頼している』という状態を作ることができることだと言えます。そしてその『自分で自分を信頼している』という状態は、もちろん人間関係に限らず様々なことに良い影響を与えていく。

「自分自身のことを信頼していますか?」この質問に対して確信を持って「はい、もちろん」と答えられる時、その人の日常における様々なことはきっと上手く行っているはずです。自分自身のことを信頼していますか?」この質問に対して確信を持って「はい、もちろん」と答える自分は、一体どんな自分なのか。そう考えるだけでもこれまで気付いていなかったようなことがたくさん見えてきます。

 

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