自分にとって特別で、重要で、大切な事。考え方、信念、思い。コーチングを通して自分自身を自覚的に変化させていく中で、自分にとってのそういったものも大きく変わっていきます。例えばこれまで「ドラマは毎クール欠かさずどれかは観る様にしています」と言っていた人が、いつの間にか「テレビを観てダラダラしているのが時間を空費している様にしか感じられなくなっちゃって。最近はテレビを点けるという選択肢さえありません」と言う様になったり。例えば「周りの人によく思われていないといけない」と無意識に思っていた人が「周りの人との関係性を意識する事も大切だとは思うけれど、でも最終的には自分がどうしたいか、どう思うかだよね」と強い確信度を持って思える様になったり。

その事柄や考え方、信念を特別で大切なものだと思っている時、その外にある別な事柄に沿って考えたり行動したりする事は「いやいや、ちょっとそれは」と感じてしまいがちです。ただ一度そこから外れて過ごしてみると「前はすごくこだわってたけど、でもこっちの方がいいかも」なんて感じる事は意外と多いもの。私自身、コーチングの理論で語られているマインドの使い方を取り入れてきた中で、そういった経験をたくさんしてきました(もちろんこれからもそれは続くと思います)。

そして実際、自分にとって特別で、重要で、大切な事が変わっていくからこそ、自分自身の考え方も変わり、起こす行動も変わっていきます。それらは自分の物事の考え方や捉え方、行動といったもののある種の基準となるものだからです。ですので「今の自分」と「ゴール側にいる理想の自分」が思う、特別で重要で大切な事は確実に違ったものになります。それがそのままの状態で、自分自身や自分を取り巻く周囲の状態が変化するという事はまずないのです(「そのままの状態で変化する」という言葉がそもそも矛盾していますね)。テレビを観る事以外にもっと重要だと思える事ができたからこそテレビを観なくなりますし、他人の評価だけでなく自分自身が決める評価も大切だと気付いたからこそ、自分がどう思うかも判断の基準にしようとします。今、どんな事を特別で、重要で、大切だと思うのか。それらを一歩外側から眺めてみて、それらとは違うものを特別だと思う自分をイメージしてみる。そうする事で色々な気付きがきっとあるはずです。

 

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