自分にとって未知で新しい事に取り組んでいる時。それを続ける事への抵抗感であったり、どこか予定調和から外れた違和感を感じる事は多いと思います。その感覚はなかなか形容しづらいのですが、例えるのであれば、バランスを取れずフラフラしていてバランスを取りたいけれど、でもどこを握ってバランスを取ればいいのかわからない、の様な感じでしょうか。自分にとって未知な事、新しい事というのは、その事柄の中の一つ一つの概念や知識がどの様に繋がり関わり合っていてどの様な意味を持っているのか、といった事が当初はなかなか掴めません。自分にとって未知であるが故に、これまで学んできた知識の体系をそのまんま適用する事ができないからです。

それに取り組むという事は言ってみれば、明かりが灯っていてどこに何があるかがはっきりわかっている所から、明かりがない暗闇に踏み出し、一つ一つの足場を慎重に確認しながら歩を進めていく様なもの。だからこそ上に書いた抵抗感や違和感を感じます。「そんなのわざわざやんなくても、明かりがある場所にいればいいんじゃない?そっちの方が楽だし心地いいはずだよ」と無意識くんが伝えてきているのです(比喩です)。

私も以前はその抵抗感や違和感を「なるべく避けたいです」と思っていた方で(おそらく他の人よりも避け具合は強かったんじゃないかと思います)、新しい何かを始める事を億劫に感じ取っていました。ただ今は、その感覚が全くないわけではないですが、以前と比べるとだいぶ御する事ができる様になった。コーチングを通して、人の脳や心の仕組みやカラクリを学んだ(学んでいる)事で、その抵抗感や違和感を感じるという事はすごく当たり前なんだと納得できたから。「人である以上、そういうもんなんだよね」と合点がいったからです。

そして最近また新しい試みに取り組んでいたりするのですが、まさに上に書いた様な事を今感じています。一つ一つの知識の繋がりがまだ見えていなくて、どこかフラフラしている感覚です。ただ以前の様に「やんなくてもいいんじゃない?」となる事はありません。「今は見えていなくても、まあ続けていけばそのうち見えてくるし。楽しんでいこうよ」と思っているからです。そして繋がりが見えて「なるほど、そういう事か」と理解し、バランスの取り方を体得する事は、私自身がまた一歩前進できたという証でもあるから。もちろん、いつもいつも新しい事をやらないといけないという事ではなく、それは自分で定めたゴールによって生まれる必要性から考え、どうするかを自分自身で選んでいくもの。その上で未知な事に取り組んでいこうとする時。上の様な事を前提としておくと、その取り組みがきっとよりスムーズになっていくはずです。

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