今現在の自分の物事の捉え方、考え方、価値基準、判断基準。今の自分を変えていくという事は、言い換えるとそれらを意図的に変えていくという事でもあります。それらは自分が起こす一つ一つの行動がどういったものになるかを大きく左右するものでもあるからです。

そしてそれらは始めから独立してあるものではなく、これまでの自分の様々な経験の結果として無意識的に作られていったもの。例えばコーヒーのブラックを飲んで「うわ、苦っ」と感じた経験、例えば電車の向かいに座った人を見て「あ、かわいいな」と思った経験、例えば漫画を読んで号泣した経験。

これまで自分が経験してきた経験・出来事というのは、言い換えると自分が何かを知覚したり考えたりして認識してきた情報です。ですのでこれまで自分が認識してきた情報、事柄、物事が、今現在の自分の捉え方、考え方、価値基準、判断基準を作っていると言えます。

その点から言える事は、それらを変えていこうとするのなら、これから自分が認識していく情報もある程度狙って変えていった方がやりやすくなるという事です。逆に言うと、日常の中で自分が認識している情報がこれまでと何の変わりもないのなら「あれ?」と思った方がいいかもしれません。

例えば「食生活を見直して、たるんだ身体におさらばする!」と思っているのに、これまで仕事終わりにいつも寄っていたコンビニに惰性でプラっと行く様なら「…なんか違うくない?」と思ったりです。コンビニにプラっと寄る事で、これまで何となく買っていつ食品を否応なく認識する事になり、これまでと同じ選択を繰り返す可能性も必然と高まりますよね。

もちろん、認識する情報は変えなくてもどう捉えるかを変えればいい、という考え方もできます。例えば、上のこれまでは何となく寄っていたコンビニも、上とは別な、例えばビジネスに関連するゴールを設定した事で「このコンビニの売り上げをアップさせるには何が必要だろう?どんな事ができるだろう?」と、ゴール側の自分へと成長する学びの一つにしようとする、といった具合ですね。(「そのためには俺がこのコンビニで消費する事が必要だ!」と考えたら元も子もありませんが。)

ただ、これから自分が認識する情報が、これからの自分の物事の捉え方や価値観に影響を与えるという事が明らかにわかっているのなら、それを逆手にとらない手はありません。

日常の中で何気なく接している物事、状況、情報。それらについて意識的に眺め、それらが自分にとってどの様な意味を持つのか、自分にとってどれぐらい必要なのかを見極め、取捨選択していく。そして自分にとって本当に意味のある情報、必要な情報は何なのかを考え、新しく認識しようとしていく。

そして意味を見出す時の基準、必要性を見出す時の基準は自分で決めていいもの。正解は自分自身で決めるものです。言わずもがな、その判断の大きな助けとなるのがコーチングにおけるゴールです。そうやって日常で認識している情報を意識的に観察してみる事は、見過ごしがちですが意外と大切だと言えます。

 

 

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