自分が学びたいと思っている分野の本を読む時や、 自分のゴールイメージに合致する分野で既に活動されている方の講座で学んだりする時。そういった、これまでの自分には無いものでかつこれからの自分に必要(ゴール側の自分へと成長していくために必要)だと思うもの、を学ぼうとする時に、私自身特に気を付けている事があります。

それは「相手がこちらに伝えてくれている内容を、今現在の自分の知識や価値観で断定的に認識せずに、なるべく余白を持たせながら認識する」という姿勢を常に持つ事です。例えば、学んだ内容に対して「これはもう知っている」「これは自分はもうできている」「これはイヤだから自分はやらない」という風に、今の自分の価値基準・判断基準での評価だけで断定しない様にする。

何故かと言うと、今の自分の価値基準・判断基準による評価だけで断定し、それ以外の可能性を考える事をしないのであれば、結局は今の自分が持っている知識や価値基準・判断基準は変わっていかないからです。そしてそれらは当然「今現在の自分がどんな自分であるか」という事にも大きな影響を与えます。結果として、自分自身は成長しないし変わらない、という事になる可能性が否が応でも高くなってしまうのです。

その本を読む事なり講座で学ぶという選択をした理由は、上にも書いた通り、そこで学べる内容がこれまでの自分にはなく、かつゴール側の自分へと成長していくために必要だと(本を読む前・講座で学ぶ前に)判断できたからだと思います。今の自分の価値基準・判断基準での評価だけで断定してしまうという事は、その目的を自分で放棄してしまう様なものなんですね。

私自身そうする事は避けたいからこそ、上に書いた事を常に意識する様にしています(自戒もこめて)。

ただ、人が何かに対して何らかの評価を下す時というのは、今の自分が持っている知識を基にするしかなく、人である以上そこからは逃れられません。それは今の自分に無い事や新しい事を学ぶ時も同じで、だからこそどうしてもジレンマが生まれてしまいます。

そのジレンマを解消する手段は一つではないと思いますが、その一つとして「余白を持たせる」という事が私は重要だと思っています。

例えば「つまりこれはこういう事か。…でももしかしたら、この先がまだあるかもしれない。」とか「つまりこれはこういう事か。…けれどもしかしたら、相手はもっと深い意味を込めて言っているのかもしれない」といった感覚で認識していく。

学んでいる内容に対して「今の自分ではまだ理解できていない、まだ認識できていない部分」という名の「余白」を持たせながら認識するという事ですね。コーチングの言葉で言うのなら「今学んでいる内容に対して、スコトーマになっている事が自分には必ずあるはずだ」という姿勢を持つ事だと言えます。

自分が今理解している事以上の何かがきっとあるに違いない。その姿勢で学び続ける事で、自分の成長は続き、そしてさらに加速していくのだと実感しています。

 

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