通りを歩いていると桜が咲いていたので、思わず立ち止まって「綺麗だな…」と思いながら眺めていました。そしてそこでふと気付いた事がありました。

私の実家のすぐそばには結構大きな桜並木があって、子供の頃はこの時期になると桜の花が咲いている下を通学路として毎日の様に歩いていました。ですので、私にとって桜の花というのは珍しくもなく、これといって何も感じる事がない対象だった。

むしろ桜の花が散った後、歩道一面に散った花の上を歩いていかないといけない事もあり、少し不快に思っていたぐらいでもあります(靴が汚れやすくなりますし、坂道の桜並木だったので滑って転びやすくもなります)。

ただ、今の私は咲いている桜の花を見て「綺麗だな…」と思わず感じていた。そう感じる自分をじっと観察しながら、私自身の変化も実感していました。桜の花という対象の認識の仕方、どの様な思いを抱くのかが今と以前では大きく異なっていた。

何かを見て(聞いて)、その何かに対してどの様な事を思い、どの様な事を考えるかが変わる。その一つ一つは些細な事でとても小さな事かもしれませんが、ですが突き詰めると、それら一つ一つがしっかり変わっていくという事こそが、自分自身が変わっていくという事でもあります。

『自分』という人間がどんな存在であるか、どんな気質を持っているかを考える時、「これまで自分が何に対してどの様に考え、そしてどの様に行動してきたか」といった事の集まりをその拠り所とするからです。

桜の花という対象に対しての私自身の変化を感じつつ、同時に、「人が変わる事も決して特別な事じゃないんだよな…」といった事を、桜の花を眺めながらぼんやりと考えていました。

 

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