私の個人的な話ではありますが、普段何気なく見聞きするものや感じる事に対して、様々な疑問を投げかけてみるという事をよくやります。

例えば電車に乗っている時にドアの一部分を見て「何でここは黄色なんだろうか?」と考えたり、例えばちょっと感情が動いた出来事があった時に「何でこんな風に感じているんだろう?」と考えたりする。

日常の中で、自分にとって普通で当たり前な事に対して能動的に疑問を抱いてみて、その疑問の答えとなるものを自分なりに仮説立ててみる。そして「もしここが黄色じゃなくて紫だったらどんな印象になるだろう?」「もしここで違う風に感じる自分はどんな自分だろう?」の様に、今自分が見聞きしているものとは違う場合を心の中で想像してみる。

コーチングの理論を実践しながら自分を変えていく、自分を成長させていく時、その枠組みにおいて中心であり最も抽象度が高い部分にあるのは『ゴール』です。ゴールを中心に自分自身の様々な要素を紐付けていき、その一つ一つの要素をゴールに沿ったものへ変えていきます。

そしてその時の一つ一つの要素を細かく観ていくと、最終的にはこれまで自分が身に付けてきた、無数にある無意識での反応や認識のパターンに行き当たります。それらが変わっていくからこそ、それらの外側にある認識が生まれていくからこそ、自分が変わる、自分が成長するという事も起きる。

そしてそれらは無意識であるが故に、意識的にはほとんど気付けていないものも多いのです。もちろん、気付かなければ変わらないというわけでもないのですが(実際問題、その全てに気付けるわけでもないと思います)、ただ気付けた方が自分も変えやすいのは道理です。

自分が持つ無意識の反応や認識のパターンに気付くために、その『気付く』という行為そのものを洗練させ上達するために、またその外側へと抜け出していくために、自分にとっての普通や当たり前に「それは何で?」「それ以外の可能性は?」と疑問を投げかけるという事をやっていくわけですね。

これは続けてみてもらうとわかるのですが、何気なく見聞きし、感じている事がグラグラとゆらいでいく感覚があります。目の前に広がる今の自分にとっての「普通」「当たり前」と、イメージの中にある様々な可能性が互いに浸潤していく様な感覚と言ってもいいかもしれません。

日常にある、自分にとって普通で当たり前な事。それらに対して投げかける小さな疑問。一見すると大した事ではないかもしれませんが、あえてその疑問を自分なりに突き詰めてみると、実は日常の中にも無数の可能性が広がっている事が観えてきます。そしてその可能性の中に、自分を変えるため、成長させるために重要になる事も隠れているのです。

 

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